「みずいぼ」はどうしてできるのですか?

水いぼ「伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)」はみずいぼウイルスによる感染症です。プールや風呂などで感染することがあります。表面がつるつるして中央が少しくぼんだ「いぼ」が小児の体幹、四肢に多発します。自家接種で数が増えていきます。周囲に湿疹を伴うこともあります。普通の「いぼ」と違って、手のひらや足底にはできません。水いぼウイルスを抑える塗り薬はありません。当院ではペンレスという麻酔テープを2時間前に貼って痛みを感じなくした状態で水いぼの先端部をピンセットで摘み取る処置を行います。アトピー性皮膚炎や湿疹が合併する場合は湿疹の塗り薬も併用します。

2019年04月21日